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科目一覧へ戻る | 2024/09/20 現在 |
開講科目名 /Course |
社会思想史/History of Social Thought | ||||||||
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時間割コード /Course Code |
E1F10053_E1 | ||||||||
開講所属 /Course Offered by |
経済学部/Faculty of Economics | ||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第3クォーター/3Q | ||||||||
曜限 /Day, Period |
月/Mon 4 | ||||||||
開講区分 /Semester offered |
後期/the latter term | ||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||
学年 /Year |
2,3,4 | ||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
間庭 大祐 | ||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||
教室 /Classroom |
西2号館E101/E101 | ||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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間庭 大祐 | 経済学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
社会思想史とは、思想家たちが近代以降の社会をどのように把握し、説明してきたのか、その議論の変遷過程の総体を知る学問分野である。本講義では、近代社会をとりわけ「市民社会」とみなし、これまで人文・社会科学系の諸領域で蓄積されてきた「市民社会」についての(とりわけ西洋社会思想史における)諸議論を振り返りつつ、その概念の意味の歴史的変遷を整理すると同時に、近代以降の「市民社会」が何を問題としてきたのか、また現代においてそれはどのように受け止められ現実世界を分析するツールとして理解されているのか、という問いについて考察していく。 |
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到達目標 /Course Objectives |
・近代から現代へと至る市民社会論の変遷・変容を理解すること。 ・この分野における専門知識ないし専門用語を習得し、各議論の変遷を説明できるようになること。 ・過去の思想家の理論・思考枠組みを理解し,それを表現できるようになること.学んだ理論を用いて現代社会の事象について考察できるようになること。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
期末レポート(80%)、平常点(20%) 講義期間中に出席(リアクションペーパー)を4回とる。1 回5点(平常点)。 評価は、期末レポート80点+平常点(1回5点×4)20点=100点とし、講義内容の理解度、および問題意識の深さを評価する。 |
教科書 /Textbook |
使用しない。毎回授業資料を配布する。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
講義中に適宜紹介する。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
社会思想史、もしくは社会学史に不案内な学生にもわかりやすい講義にするよう努めるので、臆せず受講してほしい。この分野の知的面白さを知っていただければと思います。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
記載事項なし |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
記載事項なし |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
レジュメならびにPPT資料、および講義中に紹介した参考書の指示された箇所に目を通しておくこと(毎回の講義ごとに120分程度)。 |
その他連絡事項 /Other messages |
本講義は、基本的に担当教員が配布するレジュメおよびパワーポイント(PPT資料)にそった講義形式で行う。が、講義の進捗および受講者の理解度等を見つつ、適宜資料を配布すると同時に、映像資料等(DVD)を用い、より具体的なイメージを持ってもらうように努める。なお、本講義では15回の講義中4度受講生にリアクションペーパー(講義内容についての質問や意見または感想、ならびに分析等)を書いてもらい、そのフィードバックを行う。それによって初学者にわかりやすい講義になるように努める。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
④⑦⑪ |
オフィスアワー /Office Hours |
毎授業後。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
E07022J01000G292,E07022J01000P292,E07022J01000S292 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス(講義の進め方、成績評価方法など)&イントロダクション(市民社会とは何か) | ||
2 | 第2回 | 近代社会の誕生(1) (ホッブズ、ロック、ルソー、社会契約、啓蒙、自然状態、自然権、人民主権) | ||
3 | 第3回 | 近代社会の誕生(2) (ホッブズ、ロック、ルソー、社会契約、啓蒙、自然状態、自然権、人民主権) | ||
4 | 第4回 | 近代社会の成立(1) (スミス、商業社会、分業、共感、公平な観察者) | ||
5 | 第5回 | 近代社会の成立(2) (スミス、商業社会、分業、共感、公平な観察者) | ||
6 | 第6回 | 近代社会と国家(1) (ヘーゲル、欲望の体系、人倫国家、家族) | ||
7 | 第7回 | 近代社会と国家(2) (ヘーゲル、欲望の体系、人倫国家、家族) | ||
8 | 第8回 | 近代社会への批判(1) (マルクス、階級社会、資本主義的生産様式、本源的蓄積、アソシエーション) | ||
9 | 第9回 | 近代社会への批判(2) (マルクス、階級社会、資本主義的生産様式、本源的蓄積、アソシエーション) | ||
10 | 第10回 | 近代社会の影(1) (石牟礼道子、水俣病事件、近代産業主義、水俣病闘争) | ||
11 | 第11回 | 近代社会の影(2) (石牟礼道子、水俣病事件、近代産業主義、水俣病闘争) | ||
12 | 第12回 | 近代社会から現代社会へ(1) (ハーバーマス、アレント、公共空間・公的領域、コミュニケーション的理性、市民的公共圏、現われの空間) | ||
13 | 第13回 | 近代社会から現代社会へ(2) (ハーバーマス、アレント、公共空間・公的領域、コミュニケーション的理性、市民的公共圏、現われの空間) | ||
14 | 第14回 | 現代社会と公共性(社会的排除、重層的・構造的な差別) | ||
15 | 第15回 | 現代市民社会の特徴と課題(まとめ) |