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科目一覧へ戻る | 2021/09/16 現在 |
開講科目名 /Course |
ミクロ経済学Ⅰ/Microeconomics Ⅰ |
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時間割コード /Course Code |
E1F10005_E1 |
開講所属 /Course Offered by |
経済学部/Faculty of Economics |
ターム・学期 /Term・Semester |
2021年度/Academic Year 第3クォーター/3Q |
曜限 /Day, Period |
月/Mon 4 |
開講区分 /Semester offered |
後期/the latter term |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
田中 喜行 |
科目区分 /Course Group |
_ |
授業形態 /Lecture Form |
講義・演習 |
教室 /Classroom |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
田中 喜行 | 経済学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
ミクロ経済学は、個々の経済主体の意思決定を考察し、その結果を集計して、経済社会を記述・評価する学問です。 具体的には、消費者と生産者の合理的意思決定に基づいた需要法則と供給法則を学び、さらに、希少資源の配分問題を解く1つの経済メカニズムである「市場メカニズム」を学びます。 ミクロ経済学 I では、消費者の合理的行動の理論を学び、続いて、純粋交換経済を通じて市場メカニズムの基礎を学びます。 ミクロ経済学は多くの応用科目の基礎となるので、出来るだけ早い段階での履修を勧めます。 |
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到達目標 /Course Objectives |
・ミクロ経済学の基本的な考え方であるコストとベネフィットの相対評価の視点を理解し、身の回りの出来事や経済ニュースについてミクロ経済学の視点から評価できるようになること。 ・公務員試験など各種資格試験で出題されるミクロ経済学の問題を自力で解けるようになること。" |
教科書 /Textbook |
特に指定しない。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
神取道宏『ミクロ経済学の力』日本評論社 ハル・ヴァリアン『入門ミクロ経済学』勁草書房 入谷純・篠塚友一『ミクロ経済学講義』日本経済新聞社 芦谷政浩『ミクロ経済学』有斐閣 神戸伸輔・寶多康弘・濱田弘潤『ミクロ経済学をつかむ』有斐閣 など" |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
・ミクロ経済学は I とII のセットで、ミクロ経済学の基本を一通り学ぶことができますます。I とII、両方とも履修するようにしてください。 ・ミクロ経済学を数学を利用します。前期に経済数学を履修することを強く勧めます。 ・抽象的な概念の多いミクロ経済学は難しいと思われがちですが、その根本にある考え方は一貫したものであり、根気強く論理展開を追いかければ習得できるはずです。 ・ミクロ経済学は、経済学の最も重要な基礎理論です。積極的な受講を期待します。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
なし |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
毎週、講義ノートを、最低でも1度は読み直してください。 そのとき、分からないところがあれば、まずは、参考書などを使って、自分の頭で考えてみてください。それでも分からなければ、Eメールで教員に質問してください。 要するに、疑問点を見つけて、その疑問を解消するのが講義時間外の学習です。 |
その他連絡事項 /Other messages |
オンデマンド型(講義資料と音声)で行う予定。区切りの良いところで3回程度課題を出す予定です。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
E238002GJ,E238002CJ,E238002AJ,E238002PJ,E238002SJ |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
上記の到達目標が達成できているかを問う最終試験(または最終レポート試験)の成績に、講義内の課題の提出状況を加味して成績評価をつける。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
練習問題を与えて自習できる環境を作る。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
ミクロ経済学II 経済数学 ゲーム理論 産業組織論 マクロ経済学I マクロ経済学II 国際経済学 財政学 エコノメトリクス |
オフィスアワー /Office Hours |
学習に関する質問・相談は、Eメールで受け付けます。メールアドレスは初回講義資料内でお知らせします。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 消費者行動(1):消費集合、消費者の選好と公理 |
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2 | 第2回 | 消費者行動(2):無差別曲線と限界代替率 |
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3 | 第3回 | 消費者行動(3):効用関数と限界代替率 |
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4 | 第4回 | 消費者行動(4):予算制約、最適消費計画 |
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5 | 第5回 | 消費者行動(5):需要関数と比較静学(所得と需要の関係)、需要の所得弾力性 |
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6 | 第6回 | 消費者行動(6):需要関数と比較静学(価格と需要の関係) |
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7 | 第7回 | 消費者行動(7):スルツキー分解 |
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8 | 第8回 | 消費者行動(8):需要の価格弾力性、交差効果 |
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9 | 第9回 | 消費者行動(9):応用(労働供給) |
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10 | 第10回 | 消費者行動(10):応用(異時点間の最適消費) |
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11 | 第11回 | 生産者行動(1):生産技術、生産費用 |
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12 | 第12回 | 生産者行動(2):利潤最大化、供給曲線 |
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13 | 第13回 | 市場機構と厚生(1):イントロ、純粋交換経済 |
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14 | 第14回 | 市場機構と厚生(2):純粋交換経済の一般均衡分析 |
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15 | 第15回 | 市場機構と厚生(3):厚生経済学の基本定理 |
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16 | 第16回 | 第16回に単位認定試験を行う。ミクロ経済学の対象と分析方法 |