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科目一覧へ戻る | 2021/09/30 現在 |
開講科目名 /Course |
熊野郷土学2D/Kumano hometown study 2D |
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時間割コード /Course Code |
R1001055_G1 |
開講所属 /Course Offered by |
共通/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2021年度/Academic Year 第3クォーター/3Q |
曜限 /Day, Period |
他/Otr |
開講区分 /Semester offered |
後期/the latter term |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
此松 昌彦/Konomatsu Masahiko |
科目区分 /Course Group |
_ |
授業形態 /Lecture Form |
|
教室 /Classroom |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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森重 良太 | 大学共通 |
此松 昌彦/Konomatsu Masahiko | 教育学部(教員) |
江種 伸之 | システム工学部(教員) |
竹林 浩志/TAKEBAYASHI Hiroshi | 観光学部(教員) |
出口 竜也/DEGUCHI Tatsuya | 観光学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
「熊野郷土学2D」では、熊野郷土学において、今まで学んだ自然、文化、歴史、民俗、災害史、だけでなくエコツーリズム、郷土食、ジオパークという観点から価値のある地域の人々の暮らしを学んできた。それを活用して持続可能な地域へしていかなくてはいけない。最終シリーズとして将来への可能性考えることをテーマにする。そのために他地域と比較しながら、どんな将来を描けるかを考えていく。 自分たちの価値を深め、これからを展望する意味において、まず紀伊半島大水害から10年になりました。そこで被害からどんなことが明らかになり、今後の防災について語ってもらいます。また南コツーリズムをはじめ、地域資源を活用するジオパーク、郷土食の活用、また紀伊半島を訪れる外国人が増えてきたこ紀白浜エアポートが民間として紀伊半島を視野に誘客を含め地域振興をしています。またジオパークガイドさんが増えていますが、どのようにツアーを作っているのかを学びます。地元の商品を販売するのにはマーケティングが必要になります。それを売るために方策。さらに地域が循環するために何が必要なのかを考えます。学生、自治体職員、地域づくり関係者、観光商工関係者、地域ガイド、ジオパーク関係者、教育関係者、UIターン者など、幅広い分野からの受講を期待します。 この科目では、南紀白浜空港の方を非常勤講師として迎え、ジオパークガイド、ロカールビジネスコンサルタント、地域振興について詳しい方、ゲストスピーカーに招いて、現在のトレンドや実践的な事例を紹介いただき、地域で必要な観光素材と利用の仕方を学びます。 |
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到達目標 /Course Objectives |
紀伊半島の自然、文化、産業について知識をもち、自らのことばで語ることができる。またそれらの興味に基づいて、自ら文献等を調べることができる。それらの地域の資源について情報発信などを行い、地域のこれからについて考えることができる。 |
教科書 /Textbook |
特にありません。資料はMoodleにて事前に掲載、もしくは当日に掲載か対面時に配布します。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
『観光立国の正体』藻谷浩介、山田桂一郎著 新潮新書 ISBN:978-4106106927 講義時に適宜、紹介します。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
毎回、対面講義とZoomによる遠隔講義によるハイブリッド講義で開催します。対面の場合は会場が南紀熊野ジオパークセンター(串本町) で開催されます。串本駅からバスがありますので、鉄道の方はそれにあわせてください。遠隔授業の場合は、Zoomによる定時の講義時間で受講してもらいます。質問や意見を述べることができます。Zoomは常に最新のバージョンにしてください。受講には定員がありますので、ご注意下さい。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
特にありません |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
紀伊半島の郷土や産業のニュースについて関心を持ちながら集めておいてください。 地域でどんなことが話題になっているのか整理しておいて下さい。復習と自主的な学習が必要です。 |
その他連絡事項 /Other messages |
特にありません。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
C9320001J |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
課題に対する理解度をレポートで各回を評価する。100%(各回の教員の指示に従って下さい) |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
一部にグループワークを伴う学習があります。アクティブラーニング実施要項➉、⑧ |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
特にありません。 |
オフィスアワー /Office Hours |
講義期間中:後期 木曜日3限 訪問先:東3号館 北417 此松研究室 上記の時間でも会議、出張などによる不在や重複する場合があります。可能な限りメール(matsu@wakayama-u.ac.jp)で事前予約を行ってください。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回(10月2日(土)13:00~17:00) | ガイダンス・南紀熊野の特徴を考える(此松) | 今までの講義から南紀熊野の特徴を説明し、他地域との違いを考えてもらう。 | |
2 | 第2回(10月16日(土)13:00~17:00) | 2011年の紀伊半島大水害における和歌山県内の土砂災害と河川災害(江種) | 2011年9月の台風12号は紀伊半島の南部に甚大な被害をもたらし,紀伊半島大水害と呼ばれている.この災害では,深層崩壊や土石流といった土砂災害が多発したこと,および多くの河川で破堤などの完成災害が発生したことが特徴である.そこで,本講義では紀伊半島大水害で発生した土砂災害と河川災害の概要を解説するとともに,特に深層崩壊や土石流などの発生メカニズムについて分析した事例を消化する. | |
3 | 第3回(10月30日(土)13:00~17:00) | 地域資源を商品化しよう (出口:ゲスト 永山卓也氏) |
南紀熊野には多様な地域資源があります。それを商品化するために必要なことをみんなで考えます。 | |
4 | 第4回(11月20日(土)13:00~17:00) | ジオパークの中でのソーシャルビジネス(此松(ゲスト:福島大輔氏) | 和歌山には南紀熊野ジオパークがあるが、持続可能なジオパークするためには、地域でジオパーク資源を活用して商品化する必要がある。そこでゲストではNPO法人桜島ミュージアムの福島氏を迎えて、地域資源のツアーや産品を持ちいた商品化について学ぶびます。 | |
5 | 第5回(12月18日(土)13:00~17:00) | 「空港型地方創生」~南紀白浜空港を起点とした南紀熊地域資源を商品化しよう (森重良太:非常勤講師) |
南紀熊野の地域資源をどのように磨いて商品化するのか、どのように発信すれば誘客や地域振興に繋がるのか、民営化された空港会社が取り組む南紀熊野の活性化事例を通じて一緒に考えましょう。 | |
6 | 第6回(1月22日(土)13:00~17:00) | 熊野地域を持続可能にするために必要なこと(竹林:ゲスト 藻谷浩介氏) | 今までの熊野郷土学を聴講して、こらからの南紀熊野を持続可能な地域にするために必要なことゲストに提起いただき、みんなで考えます。 |