UNIFORM-1からの撮影画像
  12月25日 アメリカ ラスベガスのクリスマス・イヴを夜間撮影

2014年12月25日 午後4時16分頃(JST) (現地時間:12/24 23:16頃)
可視光では見えないミーズ湖という湖が熱赤外線写真ではよく見えています。一方、可視光では眩いばかりの町並みは、熱赤外画像ではほとんど目立ちません。
UNIFORM-1が北米大陸を撮影することが多いのは、較正実験(搭載センサの性能チェック)を行う目的を兼ねているからです。厳しい環境の宇宙空間では、カメラの性能は基本的に劣化し感度が悪くなっていきます。宇宙にあるカメラを直接修理したり劣化を防いだりすることはできませんが、 劣化の具合を正しく知っておくことでソフトウェア的に補正を掛けることができるようになります。北米大陸にはこの較正実験に利用するサイト(被写体)が多いのです。
 
可視光画像と熱赤外線画像の比較  
ラスベガス
 
写真1 可視光カメラによる撮影
1225_vis ラスベガス夜景
写真2 熱赤外線カメラによる撮影  (暖かい部分は白っぽく、冷たい部分は黒っぽく写っています)
1225_bol ラスベガス夜景
 
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