UNIFORM-1からの撮影画像
  10月8日 皆既月食のようすを撮影

2014年10月8日 UNIFORM衛星では、地球だけでなく月や深宇宙に向けた撮影も可能です。
可視カメラだけでなく熱赤外カメラも利用することで満月、部分食、皆既食中の月の温度変化をとらえています。
部分食中の画像からは、地球の影に覆われた部分と太陽に照らされた部分とでは、その明るさに同調するように月の表面温度に違いがあるのがわかります。
このような月の冷えやすさの情報は、月表面の物性についての調査に役立てることができます。
 
可視光画像(上段)と熱赤外線画像(下段)の比較
mooneclipse
上段が可視光でとらえた画像、下段が温度を反映する熱赤外線波長の光でとらえた画像です。赤外線画像では温度が高いほど明るく見えています。
 
画像の転載・ご利用について
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