ここではデータの集計方法を実際のデータを用いて練習します.
1.おかしなデータがないかをチェックする方法を学ぶ.
2.データを見やすく加工する.
方法を学びます.
【データの取り扱いの注意】
おかしなデータが含まれたものを解析すると,解析結果もおかしくなりますので,注意してください.
得られたデータで特異な値は故意に排除してはいけません.
ある条件を満たした上で,理由がある場合にそのデータを排除できます.
このときに理由がなく排除したときは,”データのねつ造”になりますので,絶対にしないでください.
”消したら終わり”という安易な気持ちで行うと大変なことになります.
言葉の説明
漢字コード:コンピュータで管理するために番号を16進数で付けたもの.漢和辞典に記載されているJISコードに準拠
検索:ある言葉を探すこと
置換:検索して文字列を置き換えること
練習
エクセルファイルを
ダウンロードしてください.
1.アンケートデータの修正(1.3.3)
ここではコード(数字)を追加することで,データを順番通りに並べる練習をします.
データが少なければいいですが,種類が多くなると大変です.
たとえば都道府県など,コードをつけないとランダムに並ぶデータを整列させるために使います.
(コードをつけないと漢字のJISコード順に基本的に並びます.)
次のリストにコードをつけてください.
- 出身
- 性別
- 子供
- 性格
置換の仕方
2.アンケートデータの論理的なチェック
入力は人間が行うので,必ずミスがあります.自分が入力したデータは完璧とは思わないでください.
ここですべてをチェックするのは大変なので,オートフィルターの機能を使ってチェックする方法を学びます.
オフィス2007でのオートフィルタは・・・
3.新規データの追加

BMI(肥満指数)=肥満度合を示す指標.
教科書 P41 を見ながら作成.
4.クロス集計表の作成(1.3.6アンケートデータの活用)
教科書 P42 を見ながら作成.
5.棒グラフの作成.
教科書 P44 を見ながら作成.グラフのタイトル、軸ラベルを附与するなど、他人が理解できるように加工修正する。