Appearance Manipulation for Visually Impaired / 視覚障碍のための見えの強調技術


白内障のためのエッジ強調


二色性色覚のためのカラーマネージメント

白内障や緑内障を煩うと、目の前が白くなり視野がぼやけます。このような場合エッジを強調してコントラストを向上させることにより人物の顔や文字の判別が容易になることがビデオ画像処理の研究で報告されています。本研究では、プロジェクタカメラシステムを用いてこのようなエッジ強調を現実の物体に施して視覚障碍者の補助を行うシステムを実現しました。
また,この技術は二色性色覚のためのカラーマネージメントにも応用可能です.二色性色覚では混同色が含まれる図や文字の視認が困難ですが,このような問題を光投影によって再現することでデザインの不具合を事前に確認したり,見かけの操作技術を実装した照明装置を用いることで二色型色覚による色の混同の問題が軽減できるます.

富士通SSLフォーラム2015配布資料[PDF]

Procams2010 Poster