「はやぶさ２」をねらえ

■「はやぶさ２」をねらえ！～みんなで宇宙の冒険へ見送ろう～

本イベントは終了しました。

寒い中、ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。

あの大感動をくれた「はやぶさ」の第2弾が挑みはじめた　壮大な宇宙の冒険！　

電波をとらえ、みんなで見送ろう！！

2010年に小惑星イトカワからサンプルを持ち帰った小惑星探査機「はやぶさ」の快挙は、子どもたちをはじめ大人にも夢と感動を与えてくれました。「はやぶさ２」は、「はやぶさ」で得た技術や知見をさらに発展させて作られた小惑星探査機、イトカワとは異なるタイプの小惑星を目指します。

昨年12月に打上げられた「はやぶさ２」は、地球と同じような公転軌道で太陽のまわりを１周してきましたが2015年12月3日に地球に再び最接近し、スイングバイという方法で、速度を増しながら方向転換を行い、はるか遠い小惑星へ向けた旅をスタートします。

宇宙教育研究所『はやぶさ２ハンターチーム』は、地球に接近する「はやぶさ２」の軌道を、巨大なパラボラアンテナで追い、探査機から発信される電波をとらえる試みをします。

肉眼では見えない探査機の軌道を、12mパラボラアンテナが指し示します。

我々の挑戦を巨大なパラボラアンテナの下で見守りながら「はやぶさ２」を見送ろう！

皆様お誘い合わせの上、お気軽にお越しください。

日時: 2015年12月3日（木）14時～19時頃　※荒天中止
場所: 和歌山大学　キャンパス内　電波通信観測施設（12mパラボラ台地）（和歌山市栄谷930）
参加費: 無料
ご来場にあたって: 事前の予約は不要です。随時ご入場できます。; できるだけ公共交通機関をご利用ください。
主な内容: 12mパラボラアンテナの動きではやぶさ２の軌道がわかります！; はやぶさ２からの電波を受信できるか？！; はやぶさ2の周波数からその速度などが推定できます！

寒い中、52名の方にご参加いただき、はやぶさ２を賑やかに見送ることができました。
午後2時前には早々に電波受信に成功（画面右の矢印シールの小さい波形）
5歳の最年少参加者くん　軌道の図を指でなぞって熱心に
午後6時半　周波数の変化で近づく探査機を実感。モニター画面に見入るみなさん
午後6時39分58秒-59秒　教育学部屋上の60cm光学望遠鏡でも雲のすき間に撮影成功: はやぶさ２は画面上から下へ（1秒露出）　画面上方の左向き約20度が南の方向です