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No.15  建設業の動向に関する研究会報告書

代表研究者 木下 雅夫(和歌山社会経済研究所研究部長)
2007年10月発行  A4判/109ページ

 基幹産業の一つである建設業が健全な活動を示すことは、産業全体の活性化のみならず、地域そのものの活性化を促すほど各方面に大きな影響力を持つものである。しかし、和歌山県内の公共、民間の建設投資額はピーク時の7,000億円のほぼ半分まで減少している。このような状況を背景に、本研究会では、建設業の一般的特性や和歌山県の建設業の状況、経営的課題などの研究、議論を深めるとともに、建設業経営者の現状認識程度や、具体的課題の解決策の検討や実施状況などを中心に、和歌山商工会議所建設業部会員を対象にアンケートを実施した。本報告書は、このアンケート結果を中心に、建設業に関する基本的事実、経営に優位的に必要なポイント等についての研究活動内容をとりまとめたものである。建設業が本来の輝きを復活させるための多くのヒントが含まれている。