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No.5 和歌山市の高次都市機能

代表研究者 山田良治(和歌山大学経済学部教授)
1999年11月発行  A4判/114ページ

 本研究機構では、1998年度、紀淡連絡道建設とかかわって和歌山市の将来構想についてのグランドデザインを策定した。 本報告書は、その際行われた和歌山市民に対するアンケート調査の成果を受け、その第二弾として実施した市民アンケート調査をとりまとめたものである。
 今回のアンケート調査は、とくに高次都市機能の発展を展望するための基礎データをさらに拡充することを目的とし、次の2点を把握することに重点が置かれた。
(1)「土地」というものに対する市民の意識
(2)住まいや地域の居住空間についての考え方
 このような視点から、市民意識の階層性・地域性等とそれらの変化を考慮に入れた街づくりビジョンを提示し、併せて街づくり活動の活性化のための提言を行った。